1、個人信用情報とは

個人信用情報とは…
ローンやクレジットカード申し込み時に利用されるものです。
住所、氏名、生年月日を記載しローン、クレジットカード、リースなどの借入金額、借入内容、返済状況が開示されます。

残高に加え、延滞、代位弁済、法的手続、高利貸の利用などの情報も開示されます。
ここで該当するとローンを組むことはほぼ0になります。
借入残高が多すぎると借入額の減額または0回答になります。
ローンの申し込みをして2，3日で借入ができない連絡があれば個人信用情報でダメだったということが考えられます。

これは審査をする側としては重要な情報であり、必ず照会をかけます。

なので、カードローンの利用、高利貸からの借入、税金の延滞、その他支払いの遅れは極力避けて下さい。

2、信用情報機関について

個人信用情報を照会する機関は基本的に3つあります。

・CIC（株式会社シーアイシー）
・JICC(株式会社日本信用情報機関)
・全国銀行個人信用情報センター

実は3社あるのには理由があり、それぞれにカラーがあります。

CIC
加盟会員会社数は1,000社弱ですが、クレジット会社、信販会社の加盟会員数が多い特徴があります。金融機関の加盟は少なく、メガバンクは加盟しているところはほぼないです。

JICC
加盟会員会社数は1,300社超とCICより多くなります。
加盟している6割は消費者金融でクレジット会社、リース会社、保証会社、金融機関など幅広い期間が加盟をしています。
こちらもメガバンクはほぼ加盟していませんが、それ以外の金融機関が加盟しています。

全国銀行個人信用情報センター
こちらは金融機関だけが加盟しており、消費者金融・クレジット会社は加盟していません。

それぞれ特徴がある為、申し込みする内容によって結果が変わることがあります。

また、自身の信用情報については費用はかかりますが
各HPより照会がかけられますので、気になる方は一度照会をかけてみて下さい。

CICとは｜指定信用情報機関のCIC
日本信用情報機構（JICC）指定信用情報機関｜ＨＯＭＥ
 一般社団法人全国銀行協会 (zenginkyo.or.jp)

3、個人信用情報が記録される期間

個人信用情報は情報が残ってしまい、情報がある限り審査はその期間内通ることはありません。
また情報の残る期間についてもそれぞれ違ってきます。
期間と内容については下図のようになりますので参考にして下さい。

	JICC	CIC	全国銀行協会
延滞の有無・発生日	延滞解消から1年	延滞解消から5年
自己破産	5年		10年
個人再生	5年	登録されない	10年
任意整理	5年	登録されない
申込	6ヶ月
契約・借入・返済	5年