目次
さて、本日の日経新聞朝刊に
「金利の死」
といった題名で一面大きく取り上げられてまして📰
何かというと全世界の50%
が10年国債の利回りが1%未満
ということです
金利の低下は経済が回っていない証拠
この数字から全世界の半分が経済停滞していると読み取れます🌏
そこで朝から再度金利について学ぼうと思いました
金利というのは期限まで待ち
好景気には高く、不景気には低くなります
銀行に金利を払うシステムがありますが、
なにかをレンタルするときにも同様の事象が発生してます💴
例えばレンタカーです🚗
1日借りると1万円などといった条件で車が借りれます💨
これは100万円で購入出来る車に対して1日1万円で借りていることになります🏃♂️
よくよく考えると、1日なので負担はないように感じますが365日借りるとすると
金利は365%!とかなり高い金利を払っていることになります!
市場は需要と供給の関係で価格が決まりますが、銀行の金利がいかに安いかがよく分かります😎
前置きはここまでとしまして
今回は3つの題にして説明をしたいと思います!
1、日銀が金利を決めていた時代です
現在は金利が自由化されています👍
1994年までは
日銀が金利を決めていました💰
これが学生時代に習った
「公定歩合」
というものです!
今は教科書にも載っていないそうです!
日銀が各銀行にお金を貸す→
各銀行は日銀から借りたお金をさまざまな会社に貸す→
各銀行が日銀からお金を借りる時の金利がいわゆる公定歩合です!
日本の民間銀行の金利は、この公定歩合に規制されていました!
日銀は公定歩合を上げ下げすることで、景気対策をしていました🏙
景気が悪い時・・・金利を下げる。日銀は公定歩合を下げる。
公定歩合が下がれば、各銀行は世の中に低い金利でお金を貸します💴
ジャブジャブ💴
景気が良い時・・・市場に流通しているお金が多くなり、バブルになりそうな時に日銀は公定歩合を引き上げをしました
公定歩合が上がれば、
日銀から高い金利でお金を借りた銀行は、各企業に貸す時にも高い金利をつける仕組みです✏️
しかし、銀行同士も競争意識を持つべきだと金融自由化が始まり
公定歩合と連動して、金利を決めなくてもいいということになりました
金利の自由化により、日銀は公定歩合の上げ下げで景気のコントロールができなくなったのです🏙
2、短期金利
短期金利は国が決めているものです🇯🇵
実は銀行同士でも頻繁にお金の貸し借りをしています!
この市場でつく金利が
短期金利の代表です!
住宅ローンなどはこの短期金利に上乗せされた金利が適用されます🏠
短期金利は
市場に流通するお金を増やしたり減らしたりすることでコントロールしとおります💴
公定歩合が機能しなくなった現在の
「政策金利」になってます!
具体的には、国が各銀行の持っている国債を買い上げる🧐
または、各銀行に国債をることで、金利の調整をしています🤓
国債の売買により市場のお金を調整して景気を安定させているしくみです🏃♂️
3、長期金利
長期金利は市場が決めています!
なぜなら、発行済国債の売買状況により決まるからです!
国債には元本=額面
そして、額面に応じて利子が付きます!
債券市場で取引されている国債は毎日、値段が変わります🏃♂️
国債が人気であり買い手が溢れると
額面が値上がりしますが、
もらえる利子は変わりません!!!
額面が高いときに国債を購入した人は
利率が下がります😭
よって、国債は価格が上がると
利率は下がります!
国債の利率は長期金利を表す目安として使われています🙆♂️
よって、国債の価格が上がると長期金利は下がります!
このパターンの逆もあります!
額面が下がれば、金利は上がる📰
要するに
発行済み国債の価格が上昇すると金利が下がり
発行済み国債の価格が下がると金利は上がります!
ここで疑問なのは現在の日本は毎年国債を発行し、お金を流通させていますが、
金利は低金利のまま🧐
説明と合いませんね?
ということは良くなり状態にあることがよく分かります。
また、長期金利は市場の影響を受けやすくコントロールが難しいものです!
そのため、私は株価でなく長期金利が実際の経済指標となるものと考えています!
かなり長くなってしまいましたが、
こんな感じですかね?
金利は複雑で理解が難しいです。
しかし、経済の本質を示してくれているものだと理解します👍
コメント