目次
投資をはじめたけど上手く運用ができないな
どうしたら良いんだろう
アメリカ屈指のファンドマネージャー
ジョエル・ティリングハスト氏の投資に対する
向き合い方、取り組み姿勢を学んでみましょう
1、ジョエル・ティリングハストとは?
先日、日経マネー特集に取り上げられていたジョエル・ティリングハスト 。
アメリカ出身でフィデリティ・インベストメンツの投資家、ポートフォリオマネージャー。
2009年にはモーニングスター社により“2000年代の最も優れたファンドマネージャーのファイナリスト”に選出される。
1980年 ウェズリアン大学(Wesleyan University)卒業
1983年 ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院 経営学修士 (MBA)
1986年 フィデリティ・インベストメンツ入社
1989年 12月よりフィデリティ・ロープライスト・ストックファンドのポートフォリオ・マネージャー
著書:ティリングハストの株式投資の原則
2、投資を続けて成功するためには
2、網を広くかける
3、一貫性
1、忍耐
長期的な視点を持って投資を行うこと。
その日のニュースなどに過敏な反応をしてはいけない。
2、網を広くかける
投資するために多く業界・企業について分析を行う。
10銘柄について調べると理想の銘柄が2、3見つかる。
しかし、100銘柄について調べると理想の銘柄が20~30に増える。
調べれば調べるほど投資のチャンスが増える。
3、一貫性
規律を決めて同じことを一貫して繰り返す。
これを行うことで失敗の回数が減少する。
3、著書 ティリングハストの株式投資の原則5ヶ条
2、自分が理解しているものに投資する
3、誠実で信頼出来る人達が経営する会社に投資する
4、陳腐化しにくいビジネスモデルの企業に投資する
5、割高な銘柄を買わない
投資に対して感情的に反応してはいけない。
ニュースで報道され、株価が短期的に大きく動いてもその情報に流されず、銘柄ごとに善し悪しを冷静に判断する。
人は沸き立っているものに集中してしまう傾向にあるが、自分が理解していなければ失敗の確率が高まる。自ら理解をして納得した上で投資をする。
投資先の経営陣について信頼出来る人物か検証する必要がある。
信頼できない経営陣が運営する会社に投資すると投資資金を浪費されるだけ。
世界情勢は常に変化している。
長続きするビジネスであるか見極める必要がある。
注)日本の上場企業は2社に1社が負債を抱えていない
企業価値に比べて割高な銘柄に投資することは避ける必要がある。
PERに加えて成長性なども見ることが大事。
4、勝者と敗者を分けるもの
・敗者の要素
自身についての理解ができておらず感情に流されてしまう。
例としてバイオ関連株の投資が挙げらる。
バイオ関連については専門的で実態が見えにくい。
成功すると多くの人類を助ける為、企業価値も大きく上がる。
しかし、大半が製品化されずに終えてしまう。
・勝者の要素
自身のよく理解しており、忍耐性が強いと自覚している。
また、自身の得意分野を理解しており、得意分野に特化して投資が出来る。
苦手な分野については理解を深めようとしても本質を追求することは難しい。
未来を予測する力も必要。
3年、5年、10年と続いていくビジネスであるか見極める目利き力も必要。
5、まとめ
投資に関する知識ではなく
規則についてブレることなく投資を続けたことでファンドマネージャーとして成功したことが分かります。
投資となると周囲の雑音や日々の動向に目がいってしまい、決めた通りに投資を継続することは難しいです。
自身の決めたことを徹底して行うことの必要性を述べていると思います。
知識ではないですが投資をされる方は一つの指標として参考にしてみて下さい。
三田紀房先生の著書
インベスターZにも同じような名言がたくさんありますね。
インベスターZは勉強になります。
ひふみ投信の藤野氏の記事
過去の記事
【まあまあ分かりやすい】日本の株式市場について | ~真五ブログ~現役銀行マンによるリアルブログ 日本の株式市場 (shin55555.com)
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