目次
今回は「GDPから見る日本の経済」というテーマでブログを綴ります✏️
①簡単なGDP
G・・・Gross
D・・・Domestic
P・・・Product
いわゆる国内総生産といわれるものです⛴
=日本がどれだけ儲けたか
の指標になります🇯🇵
GDPには
実質GDPと名目GDP
があります🧐
実質GDP・・・物価変動を含める
名目GDP・・・物価変動を含めない
例え、、、
2000年
チョコボール60円が1万個売れた
合計60万円
2019年
チョコボール70円が1万個売れた
合計70万円
2000年と2019年を比較すると
2019年の方が物価があがった為、合計金額は10万円増えます!
これが名目GDPです
しかし、販売数は1万個で合計は変わりません!
これが実質GDPです!
実質GDPからわかることは
2000年から数が増加していない為
経済成長率は0%となります!
②日本の現状
日本の1人あたりのGDPは
1988年 世界 2位
2018年 世界26位
と20年で大きく低下しております😭
なぜだと思いますか?
たくさんの理由はあると思いますが、
私が注目するのは
- 少子高齢化社会
- 60歳以上の再雇用
- 外国人労働者の増加
- 低賃金での雇用
すべて共通になりますが、少子高齢化により年金保証がほぼなくなり退職後も働く環境
しかし、再雇用となると低賃金になり、消費には繋がらない
また、外国人労働者を雇用することで低賃金での雇用が可能となり高給の日本人は不要となる
そして、消費が冷え込み経済が鈍化するメカニズムになってます
人口減少、少子化は経済にとって、国にとって大きなマイナスとなります。
GDPデフレーターから見ると
GDPデフレーター
=名目GDP÷実質GDP
1以上であればインフレ
1以下であればデフレ
になります。
日本は1を超えるためインフレの状態にあります!
③アベノミクス
先程、日本はインフレと述べましたが
なぜそうような現象が起きているのか?
それは2012年にデフレ脱却を謳った
アベノミクス
が要因です!
しかし、おかしいのが通常インフレだと
企業業績↑ 株価↑ 給与↑ 消費↑
になりますが、
現状(コロナ前)
企業業績↗︎ 株価↑ 給与↘︎ 消費↘︎
といった状態です🧐
なぜこんな現象が起こっているのか?
その要因は
- 日銀のETF購入
- 上場企業の内部留保
この2点に大きな要因があると考えます!
通常、株式は投資家がメインに購入しますがアベノミクスより日銀が毎年6兆円近くのETFを購入し続けました。
そのため、実体とは見合わない株価の上昇が起きました。
上場企業は上記のことを理解しており、日銀の出口戦略また、経済が実際良くないことを知っており、資金を内部に溜め込んだ状態を保持しました。
そのため、給与、消費へは回らない構造たなってます!
ちなみに日本の平均給与は
2001年 454万円
2018年 440万円
とマイナス3%です。
タイは
2001年 33万円
2018年 118万円
と、357%上昇しております。
日本の経済が成長していないとよくわかります。
最後に
今回の件で何が伝えたかったかというと
日本は衰退の一途で年金も会社も期待できない。
自らの力で稼げる力を身に付ける必要があると言いたかったのです。
私も企業にぶら下がっていますが、
スキル上げて生き抜きたいと思います。
コメント