目次
事業再構築補助金の第8回申請締め切りが終わりましたが、
今後の再構築補助金について説明します。
1,事業再構築補助金第9回公募について
事業再構築補助金第9回公募については既存予算にて実施されます。
その為、公募要領については第8回と変化はほぼありません。
しかし、注意点があります。
事業再構築補助金事務局HPにも掲載されておりますが、
2,事業再構築補助金第10回公募変更点について
●来年度事業再構築補助金の実施について
中小企業等事業再構築促進事業として令和4年度補正予算が5,800億円設けられています。
よって、10回、11回、12回の3度実施されると考えます。
第10回は
公募開始:令和5年3月30日
申請受付:調整中
応募締切:令和5年6月30日午後6時まで
●事前着手日の変更
現状:令和3年12月20日以降に購入契約(発注)等を行った事業に要する経費も補助対象経費とすることが出来る
変更:令和4年12月2日以降に購入契約(発注)等を行った事業に要する経費が補助対象経費となる。
尚、最低賃金枠、物価高騰対策・回復再生応援枠、サプライチェーン強靭化枠でしか事前承認は認められませんのでご注意下さい。
よって、グリーン成長枠にて申請を行うが既に事業を開始されている方は第9回公募が最後のチャンスとなりますのでご注意下さい。
●第10回公募枠について
中小企業庁HPより参照
ン成長枠については、過去に採択された事業者であっても、再度申請し採択されることを可能としている。(現状同様グリーン成長枠のみ)・ 上記グリーン成長枠に加え、産業構造転換枠及びサプライチェーン強靱化枠についても、一定の条件下で過去採択された事業者の再申請・採択を認める。(追加!!!)
※ただし、産業構造転換枠・サプライチェーン強靱化枠は、1回目の採択額(交付決定を受けている場合は交付決定額又は確定額)との差額分を補助上限とする。
・1回目がグリーン成長枠で採択となっている場合は、サプライチェーン強靭化枠に限って申請OK
・ 但し、支援を受けることができる回数は2回を上限とする。
3,最後に
1,2,にて変更点を掲載しましたが、第10回公募以降はコロナの影響を受けた事業者様よりも国策として進めたい条件の方が該当してくる感覚です。
なので再構築という名目が正しいのかよく分かりません。
そして、コンサル会社に計画書作成を丸投げして事業を進めることは絶対にやめて下さい!
経営者自身が公募要領に見合った内容であり、補助事業を進めても事業が円滑に進むか、過剰投資でないかなど検証して進めて下さい。
他人に任せてしまう事業者様は補助事業がうまく進まずに現状よりも事業が傷んでしまう事案をいくつか見ております。
まさに公募要領のP4にも記載されております。
公募要領抜粋
本事業は、中小企業等の事業再構築への挑戦を後押しし、新たに取り組む事業の付加価値額を高めることを支援するものであり、申請者は事業計画の作成(検討やブラッシュアップのために認定経営革新等支援機関を含む外部機関の助言を受けることは差し支えございませんが、必ず申請者自身で作成してください。作成自体を外部機関が行うことは認められません。)、実行及び成果目標の達成に責任を持って取り組んでいただく必要があります。
事業計画の検討に際して外部の支援を受ける場合には、提供するサービスの内容とかい離した高額な成功報酬等を請求する、経費の水増しを提案するなどの悪質な業者等にご注意ください。
認定経営革新等支援機関及び申請書の作成を支援した外部支援者がいる場合は、事業計画書の「事業計画書作成支援者名」「作成支援報酬額」の欄に当該事業者名及び当該事業者に支払う報酬の内容(成功報酬の場合は、採択時に支払う金額)と契約期間を記載してください。申請支援の実態に関する調査を実施するとともに、トラブルが起きた場合の通報窓口を設置し、不適切な行為と認められる事案をとりまとめ、公表します。当該支援者が認定経営革新等支援機関である場合には、認定経営革新等支援機関名の公表、業務改善命令や認定取消に至る可能性があります。
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